
「京都タワー」
今朝午前6時までここにいました。
昨晩バスケットボール bjリーグの中継だったんです。
そこから千葉マリンへ

なんか、前回も移動即実況だったような…
今日はBS12(トゥエルビ)ではなくBS朝日での中継でした。
唐川投手が先頭打者の田中賢介にストレートの四球。
実況でも「見たことないですよ」としゃべりましたが、解説の初芝さんも大いにこれにうなずいてくれて、「立ち上がりはいい投手ですからね。今日は体が重そうに見えます」
その予感があたり、1回はボールが全く定まらず。それでも1点を失った後の満塁で、二岡と高橋信二をコース的には甘いけれどとにかく腕だけ振ったようなボールで打ち取りました。
結果的にはここが大きな分岐点に。
日本ハムの先発の吉川投手は、常に「制球」を課題に挙げられている投手。試合前に梨田監督は「ストライク先行でいってほしいというのは、毎回(報道陣の)みなさんに言っている通りなんだけど、最後通告だな」
1回は二死までは良かったもののそこから3連続四球。さぁ顔を出し始めました。変化球でカウントを取れないので、ストレートしかないというなかで、サブロー選手が直球に空振り三振。
本来ならこれで立ち直るきっかけを与えることになるのでしょうが、2回もあまり変わらず。そして3回井口、金、サブローにそれぞれ本塁打を浴びることになるのです。
さすがに2巡目となれば、ストレート狙い1本でがつんと行かれてしまいます。
一方、立ち上がり制球難だった唐川投手は3回くらいから多少安定し始め、狙った所にある程度行くようになりました。
このあたりが、もともとコントロールのある投手とない投手の差だと実感させられました。
ところで、先程大きな分岐点にと書きましたが、実はサブローの本塁打の後、スコアが4-1となってから、吉川投手は急に変化球でカウントを取ったり、決め球でチェンジアップを使ってみたりできるようになりました。
なら、もっと早くやっていれば、と初芝さんともども思ったわけですが、初芝さんが放送でも言われたように、点差がついたからだというのは正論でしょう。
となると、もし1回に唐川投手がもっと失点をしてたら・・・
楽な気分で吉川投手は投げられていたかもしれません。だからあの1回を1失点で切り抜けたのは大きかったわけです。
ともあれ、ロッテは久々の3連勝。唐川の約1カ月ぶりの勝利に本塁打5発乱れ飛び。特に大松選手は2本とも左投手からというのは放送の中ではハマりました。
放送で紹介したのは、試合前の西村監督と大松選手の会話。
西村「大松、きょうはお前、スタメンに入っていたっけ」
そんな冗談が冗談に聞こえないくらい、対左投手を打てていない大松選手。
開幕前に西村監督は「大松は将来ロッテを背負う選手だから、左投手でも絶対にスタメンを外さない」と話していました。
まだ深刻な状態ではないとはいえ、そんな会話も飛び交う現状ですので、今日の試合で左投手相手にどんな打撃を見せるかが、今日の僕の放送の中でもひとつのポイントだったわけです。
そこへ来て見事にはまった2本塁打。放送席でも「はまった」という意味でのガッツポーズでした。
ちなみに今日の試合前まで、大松選手は対左には.224 対右.326という数字でした。

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