それにしても渡辺俊介,金子千尋両投手が見せた今日の投球は、苛立ちを通り越し、腹立ちすら感じるものでした。
黒木さんもご自身のブログに書いてらっしゃいますが、
弱気は最大の敵
渡辺俊介投手に関しては、「打者」との戦いではなく「自分」との戦いになってました。
BS12トゥエルビの放送内でも、初回から気にして指摘していた西岡選手がやたらに渡辺投手の元に行く姿。敏感にそれを感じ取っていたようです。
僕の実況では、選手たちの表情に着目してしゃべることが多いのですが、それがはまった試合(放送)でもありました。
5回に併殺崩れで1点を失ったあのシーン、ベースカバーが遅れた俊介投手の動きが彼の登板中のすべての気持ちを表していたと思います。
僕も経験がありますが、「うまくいかないなぁ」とか思いながら、自分の内にこもってしゃべっているときは必ず周りが見えていません。
一方、金子投手は、単体で見るとあれだけいいボールを持っていながら、これまで同様勝ちに結びつかない投球。
高いレベルで豊富な球種を持ちながら生かせていないこともありますし、きのうなどは1回は完全な逃げ腰の投球。
中盤までは粘っていたものの、「これ」という何か一本芯の通った投球が出来ていない印象で、自信をもって投げ切れていない感じを受けました。
僕のいう「苛立ち」は、これが経験の浅い投手なら全く感じないものなんです。
すでに二ケタ勝利を何度も挙げている投手がこんな状態だからです。
調子がそこまで悪かったとは思いません。
むしろ気持ちの問題。
気持ちが打者に向かわず、自分に向かっている以上、野球を見ている人たちの心を揺さぶることはありえないでしょう。
それを放送しているこちらも非常にもどかしい思いで中継をしていました。
リリーフ投手が出てきてからそれらの霧がぱぁっと晴れたのはいうまでもありません。
次の二人の投球は、いろんな意味で要注目です。
渡辺俊介は今シーズン始まってから、ず〜と同じ事の繰り返しで、良い投球をしたというのが記憶に無いくらいです。
画面から伝わって来る苛々顔を見る度に、こっちのが腹が立つわ!と毎度思って見ています。
点を貰っても直ぐに失点。
それも2死から四球で失点とか多すぎます!
プロ入り2・3年目の選手ならまだしも、もうベテランで中心となっている選手がこの姿では、ファンとしても応援する気にはなれません。
それと気になっているのが、この試合でもライトスタンドがスカスカだった事・・・
最近の成績が反映しちゃってるのか、はたまたW杯の影響なのか・・・
何にしても、このような暁さんの手厳しい記事を読むと愛情を感じます。
これからも率直に感じた事を書いて下さい。
楽しみに読ませて頂きます!
コメントありがとうございます!
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